公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

部門

整形外科
リハビリテーション室 Rehabilitation

2020.07.15 お知らせ 整形外科リハビリ室

言語療法室ができました

昨年4月に言語聴覚士が入職し、今まで「摂食嚥下(飲み込み)障害」に対するリハビリを中心に活動してきましたが、この6月より、「言語療法室」ができたことにより、今後は「言語療法」も積極的に行っていくことになりました。
言語療法では、主に脳血管障害の後遺症や神経疾患等により生じる「失語症」や「構音障害」といった言葉によるコミュニケーション障害を抱える患者様への評価・リハビリを行います。
「失語症」とは、脳の言語領域が損傷され、「話す・聞く・読む・書く」といった言語機能の側面に障害がみられ、「言葉が出てこない・書けない」「言葉の意味がわからない」などといったことが起こる状態です。
「構音障害」とは、舌や口唇などの構音器官が麻痺することで動きづらくなり、呂律が回りづらくなったり、うまく話せなくなる状態です。言語障害の症状や程度は、患者様一人一人異なりますので、その方に合った訓練方針を立て、コミュニケーションの改善を図ってまいります。
言葉が出づらい、呂律がまわりにくくて困るという方は、是非お気軽にご相談ください。

 

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