部門
看護部Nurse
看護師クローズアップ
やりがいのある仕事です。

手術室看護師
当院手術室は手術室が4室あり、看護師が15名、臨床工学技士1名、麻酔科医師3名在籍しています。主に外科、整形外科の脊椎関節手術、婦人科外科腹腔鏡下手術、他に泌尿器科や眼科などの手術を行っており、看護師は主に器械出しや外回り看護を行っています。
新卒で消化器外科病棟に配属され、その後整形外科病棟→手術室に配属、現在に至ります。
病棟での新人時代は、色々なことを覚えながら患者さんに接してく緊張の毎日で大変でした。先輩看護師に叱咤激励されながら指導していただき、同期の看護師同士で励ましあって乗り切っていました。業務を覚えていく日々の中で患者さんにお礼を伝えてもらえたり、笑顔で退院していくのをお見送りできたときは、看護師として関われたことを嬉しく感じました。
30代半ばで手術室に配属になり、手術室の特殊な業務を一から覚えていくのは大変でしたし、病棟とは違う緊張感がありました。毎日手術が安全に終わり、患者さんが病棟へ戻っていく姿を見るときや、病棟で順調に回復していく患者さんを見かけたときは、やりがいを感じます。

毎年1~2名新人が配属になります。基本的に器械出しの技術から指導を進めていきます。新人がくじけてしまわないよう、皆で声を掛け合っています。研修はクリニカルラダーにそって進めていきます。
手術室は、患者さんの命をお預かりし、安全に手術を終えることができるように関わる場です。そのため「大変」「厳しい」というイメージを持たれがちですが、患者さんの安全を守るうえでは必要なことだと思います。
患者さんのことを考えながら業務に関わる姿勢があり積極的に学んでいくことができる人、また、専門職業人としてチームの一員として周りを気遣い、看護観を共有できる人と一緒に働きたいです。
主に、手術に入る外科系医師や麻酔科医師、臨床工学技士と連携協同して、安全な手術を行えるよう日々努めています。

皆で協力しあって有休を取得するようにしています。
来年の秋には麻酔科医師の補助ができるよう、現在東京大学医学部附属病院での看護師特定行為(術中麻酔管理領域パッケージ)研修で学びを深めています。
術中麻酔管理について専門的に学び、麻酔科医師と連携して、安全な麻酔・手術を患者さんに提供できる環境作りの一端を担っていきたいです。手術室看護の質の向上や手術室看護師の育成にも貢献していきたいと考えています。

病棟と異なる特殊な業務内容に緊張する日々が続き大変とは思います。しかし、その分やりがいのある仕事です。手術室看護に興味を持ってもらえると嬉しいです。
中途採用の方も多く働いています。


手術室看護師